前回の概要
前回考察した内容
≪【ユーロドル考察(20201107)】[サイクル理論]新プライマリーサイクルは、超強気相場になるか≫では
2020/11月にスタートしたプライマリーサイクルはかなり強気相場になるのではないかと考察していた。
[サイクル理論]
<長期サイクル>視点
〇2020/03/23からスタートした長期サイクルは、強気相場を形成中。内部構成されるPCは2位相か3位相か現段階では確認できないが、3位相構成であれは、2020/11/4が1位相ボトム。2位相であればこれからボトムをつけることになる。
【画面クリックで拡大可】
[▲は強気相場、▼は弱気相場]
[縦ライン(破線は2位相)はサイクルボトム]
<プライマリーサイクル(PC)>視点
〇2020/11/4からスタートしたPCは、サイクル始値(1.163付近)を下回ってきた場合、弱気相場に転換する。内部構成は2位相のハーフPCか3位相MCか現段階では確定できない。
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[▲は強気相場、▼は弱気相場]
[縦ライン(破線は2位相)はサイクルボトム]
<メジャーサイクル(MC)>視点
〇包括するPC内を3位相構成のMCとするならば2021/1/18から第2位相のMCが新しいサイクルがスタート、ボトムはそろそろつける時期。
(上表示のPCチャート画面参照)
<ハーフプライマリーサイクル(ハーフPC)>からの視点
〇包括するPC内をハーフPCとした場合、2/5若しくは3/9になるだろう。
(上表示のPCチャート画面参照)
考察まとめ・見解
(長期視点から)
米の中央銀行は3月に行われたFOMCで、量的緩和の継続を決定している、つまり過去最低の低金利政策が継続する。ファンダメンタル的にも長期サイクルが終了する時期(2021年末付近)に弱気相場に転換することは考えづらく、現長期サイクルは強気相場を維持するだろう。
(中期視点から)
PC内のMCはボトムタイミング的にも3位相構成になるのではないかと推測する。だとすれば、3/31で2位相のMCがボトムをつけた可能性が高い(でなくても近いうちにボトムをつけるだろう)。今後急騰する動きが見られればより肯定される。
そして、2位相MCトップからボトムまでのフィボナッチリトレースメント50%付近(1.197付近)に何度か反発する平行線も存在しているが、もしここまで上昇してくれば、PCボトムに向けて絶好の売り場となるだろう。
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[▲は強気相場、▼は弱気相場]
[縦ライン(破線は2位相)はサイクルボトム]