こんにちはbakuです(‘◇’)ゞ
を土台として、その他テクニカル分析、ファンダメンタル分析を取り込み様々な観点から今後のチャート考察をしていきます。
前回までの概要
前回考察した内容≪【ドル円考察(20200202)】[サイクル理論]メジャーサイクルのボトムをつけて上昇か、または長期サイクルが支配性を発揮し下落か≫で長期サイクルは、ボトムを付けることを考察していた。
[サイクル理論]
<長期サイクル>視点
〇プライマリーサイクルを包括する長期サイクルは、2018年3月にスタートし2020年1月付近にボトムを付ける時期(オーブを除く)
〇長期サイクルのオーブは前後4カ月程度。
〇長期サイクルは弱気型。
●長期サイクルスタートからトップ(2018年9月下旬)の114.5円付近までフィボナッチ・リトレースメントを引いた場合の反発ポイントは下のとおり。
・23.6%の112.1円付近(2019/4に到達)、(2020/2/20に到達)
<プライマリーサイクル>視点
〇2019/8/26にスタートした新プライマリーサイクルは3位相で構成された『メジャーサイクル』と2位相で構成された『ハーフプライマリーサイクル』が混合した『コンビネーション』のように見える。
〇2020/4月上旬にボトムを付ける予定。
〇中間地点を過ぎてもなお高値を更新していることから、強気パターン。
●前プライマリーサイクルのトップからボトムまでフィボナッチ・リトレースメントを引いた場合の反発ポイントは下のとおり。
・50.0%の108.4円付近(10/14に突破)
・61.8%の109.4円付近 (11/7に到達⇒11/29再度到達し更新)
・76.8%の110.5円付近(2020/2/19に突破)
<メジャーサイクル>視点
〇2019/8/26から3位相で構成するメジャーサイクルがスタートと仮定した場合、1位相のボトムは2019/11/14(フィボナット比率23.6%反発)に付けた可能性。
〇2位相は、2020/1/31にボトムを付けただろう。(ボトム後は急上昇しているのでより裏付けされる)
<ハーフプライマリーサイクル>視点
〇2019/8/26からハーフプライマリーサイクルがスタートした場合、2020/1/8にボトムを付けた可能性。
●8/26プライマリーサイクルのボトムから12/2の高値までフィボナッチ・リトレースメントを引いた場合の反発ポイントは下のとおり。
・23.6%の108.4円付近(12/4に到達)
・38.2%の107.7円付近(2020/1/8に到達)
ファンダメンタル情報
新型コロナウイルスの感染が拡大中、市場はリスク回避的な環境。
考察まとめ・見解
前回の考察では[サイクル理論]はプライマリーサイクルを包括する上位の長期サイクルがボトムを付ける可能性がある一方、プライマリーサイクルのトップを付けるため上昇してから長期ボトムに向けて下落を望みたいとしていた。
本記事作成時点(2/22)では、急上昇、望みどおりプライマリーサイクルのトップに向けて上昇。
後は、どこでトップを付けてボトムに向けて下落するかだ。
今回はプライマリーサイクルを包括する長期サイクルはボトムを付ける時期でもあるため、支配性によりプライマリーサイクル期間を歪める可能性が高い。長期サイクルのオーブは4カ月程度で、5月下旬~6月中旬あたりまで許容範囲がある(しかしサイクル的にはボトムはいつ付けてもおかしくない)。
2/20(112.1円付近)に長期サイクルのフィボナッチ23.6%にタッチしてから反発していることから、もしかしたらこの時点でプライマリーサイクルのトップを付けた可能性がある。だとすればボトムを付けるため下落するだろう。
ここ最近急上昇したこともあり、新型コロナウイルスの懸念が市場で再燃すれば、急落に繋がる可能性もあるので注視する必要がある。