FXをゼロからスタートしてコテンパンにやられたbakuが実体験からの教訓を記事にしています。
市場は２４時間営業です。
FX取引も同様に２４時間取引することができます。
その中で市場が動き出しやすい時間帯というものが存在し、そのを意識するだけでもトレード戦略は大分違ってきます。
３大市場の開始時間
市場の中でも規模の大きい東京市場、欧米市場、NY市場は３大市場と言われています。
おおよそ市場にはテーマが存在し、その時間帯はそのテーマが意識されやすいです。
また市場ごとに意識されるテーマが変わったりもします。
そのため各市場が始まる前後の時間は、大きな流れが始まる節目と意識されやすいのです。
東京市場０９：００～１５：００
特に８：00～10：00くらいまでが活発化しやすい時間帯です。
そして毎日10：00に公示レートが発表されます。
公示レートは１日１回決められるもので、外貨の両替を行う際に適用されるレートでありその他に輸出や輸入などの決済にも使われます。
欧州市場１６：００～２４：００（冬は１７：００～２５：００）
ロンドン市場などのユーロ圏内のヨーロッパ勢が活発化する時間帯です。
特に15：00～17：00くらいまでが活発化しやすい時間帯です。
NY市場２１：００～０６：００（冬は２２：００～０７：００）
ニューヨーク市場は、３大市場でも一番大きな市場です。
世界の経済も担っていることから経済指標やFOMC(米中央銀行)からの発表も特に重要視されています。
そのためニューヨーク市場はとりわけ活発化する時間帯が他の市場より長く、21：00～1：00です。
経済指標発表の時間
経済指標とは各国の経済状況を数値化したものです。
いい経済状況と思っていた国が指標の発表により悪かった、また逆もしかりで、結果により市場参加者は様々な反応をします。
経済指標のうち雇用統計、GDP、小売売上高など注目度が高い指標は、些細な指標変動にも市場が反応しやすいです。
逆にあまり注目度が低い指標といえど、予想と大きく乖離した結果になった場合は市場が大きく反応する場合もあります。
発表の時間は価格が大きく変動するという認識がないと、急な価格変動に損切りを食らってしまう場合があります。
その他経済指標に準じるものとして、要人の発言があります。
内容によっては、相場を大きく変動する力が働きますので注意が必要です。
大きな時間のローソク足が移り変わる時
市場に参加している人の多くは、ローソク足チャートを見ています。
ローソク足の終値が、直近最高値を超えていた。
ローソク足の終値が、移動平均線を超えていた。
などを基準でトレードをしている人は、動き出す材料となります。
まとめ
３大市場の活発化する時間帯や中央銀行や経済指標の発表される時間を知っていれば、新たに仕掛けるタイミングとしても有効ですし、ポジションを解消するなどリスク回避を行うことも可能です。
