2010年からFXを開始してから、散々と負け続け、一時的に勝っても週・月単位では損失でした。
典型的な初心者に見られる勘に頼ったエントリー、ポジポジ病、資金管理を無視したトレードetc…
本当にどうしようもない奴でダメダメトレーダーの教科書の手本になるくらいのダメっぷりでした。
その中で特に大損失を出した相場を3点ほど紹介していきます。
当時の政府は民主党政権で1ドル70円台、かなり円高が進行していました。
対策として日本銀行が為替介入を何度も行いましたが一時的なものに過ぎず、結局は円高に押し返されていました。
そんな相場を見ていた私の頭の中は、どんなことが起きようとも円安になんかなるものかと思い込こんでいました。
2012年に政権が自民党になり、内閣総理大臣になった安倍晋三首相は、経済政策を打ち出しました。
財政出動、金融緩和、成長戦略という3本の矢で経済成長を目指すという俗に言うアベノミクスです。
そして円安相場(アベノミクス相場)に転換した主な理由は以下の3点です。
しかし私は「絶対円高!」と固執しており、ドル円上がったら売りでナンピン逆張りトレードを続けていました。
言うまでもなく損失はみるみる膨らんでいきました。
「円高相場は終わったかも」と思ったのは、かなり円安に進み多額な損失になってからでした。
チャイナショック相場<▲1,200万円>
2015年8月半ば、数日間で1ドル124円台から116円半ばあたりまで8円大暴落しました。
原因は高騰していた中国株を所有していた投資家達が株価の下落に伴う追加保証金の請求に保有株式の売却を迫られ、その波紋が市場へ広がっていったことが原因とされています。
私は2015年初頭からショート目線でポジションを保持していました。
それはテレビにも出演していた某ヘッジファンドマネージャーが「そのうち105円あたりまで下落するだろう」という言葉が現実化するのを待っていたのです。
その予想が当たり大暴落の波に乗っかることができ一気に1,000万円超の利益に膨れあがりました。
私は高揚し一気に105円まで下落すると思い、売り増ししていきました。
しかし116円半ばまで落ちた相場はそれ以降は下落せずに反転、1,000万円超あった利益が損失に転換し最後にはゼロカットされました。
2018年10月下落からの反発相場<▲600万円>
2018年10月上旬、ドル円相場1ドル114円付近で売りでエントリーしました。
これも某FX会社のプロトレーダーが「年末に向けて110円あたりまで下落する」という言葉を信じていました。
うまく波に乗ることができ、およそ2週間で1ドル112円あたりまで下落、400万円超の残高まで膨れあがりましたが、相場はそこから反転、利益が損失になり最終的にゼロカットされました。
累計損失額▲2,500万円以上
今回紹介した損失額を合計して▲2,500万円…….
損失取引はここでは紹介しきれない位たくさんあります。
そう思うと累計損失額は一体どれほどか💦
逆にFXをしなかったらどれだけお金があったのだろうか….思い返してため息ばかりです。
そして取引内容も無謀すぎる奴です、なぜこんなことをしてしまったのか‥‥と後悔しても悔やみきれません。