FXをしている方は『ヘッジファンド』という言葉を聞いたことがあると思います。
「ん?聞いたことない(・・?」
という方は、本記事で是非覚えていって欲しいです。
なぜならトレードしていく上で避けて通れない相手となるからです。
ヘッジファンドとは
ヘッジファンドって何?
出資できればそのヘッジファンドに頑張ってもらいたいですが、大半の方はライバルとなりましょう。
チャートの節目はファンドが潜んでいる
ヘッジファンドの戦略は、『誰もが節目と思う』ようなポイントで仕掛けてくるのが定石です。
【下のチャート画面】を参考に説明します。
この水準を下回ったら下がると言われている、(紫線)サポートラインがあったとしましょう。
そのサポートラインの下には、たくさんの損切りポイントがあります。
サポートラインまできた相場に対しヘッジファンドは、グッと売り注文を入れサポートラインを割り込ませます。
そして損切り注文を次々を執行させます。(その勢いである程度サポートラインを切り裂くようなチャートが形成)
そしてヘッジファンドは次に買い注文を入れ、再度サポートラインに戻してきます。(損切りとなった人々は慌てて買い戻す行為に出るため勢いよく上昇するチャートが形成されます。
結果、ヘッジファンドは利益、一般大衆は損失を持たされることになります。
さらにヘッジファンドの戦略として年末年始など商いが少ない場面も注意が必要です。
商いが少ないと相場が動きやすく、その環境を狙って仕掛けてくる場合があります。
(2019年1月に起きたフラッシュクラッシュと言われる暴落相場はヘッジファンドが作り出したものと言われています)
まとめ
ヘッジファンドは銀行などから、どこらへんに損切りなどの注文がまとまっているかある程度情報を掴んでいます。
なので誰もが節目と思っているポイントほど奴らは潜んでいます。
ラインを抜けたところにすぐ損切りを置く行為は、狙われているかもしれません。
奴らの策略に巻き込まれると正しい判断ができなくなり、気づいたら損失だけが残ってしまった。。。
完全回避は無理だとしても意識するだけでもメンタルの混乱を避けることは可能です。