こんにちはbakuです(*’ω’*)
を土台としてその他テクニカル分析、ファンダメンタル分析を取り込み様々な観点から今後のチャート考察をしていきます。
前回までの概要
前回考察した内容【ゴールド考察(20190907)】50週サイクルトップをつけてボトムに向けて下降中かでは、2019/9/4に価格1557(US$/toz)付近でトップを付け、ボトムを付けるため下降中であることを示唆していた。
[サイクル理論]50週サイクルボトムをつけたか、もしくは下落中
10/4現在、9/4に付けた高値価格1557(US$/toz)は更新されていない、前回の考察どおり9/4が50週サイクルのトップであるとほぼ確信している。
そしてボトムをつける期間はオーブを入れて10月中旬あたりまでが最長、もういつ付けてもおかしくない。
フィボナッチ23.6%をタッチ
50週サイクルがスタートした2018/8/16から2019/9/4トップまでフィボナッチリトレースメントを設定すると10/1に週足で23.6%のラインでタッチしている。
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[平行チャネル]上限ラインからレンジ内に収まるか
日足チャートでは50週サイクルトップから下降トレンドの平行チャネルが展開できている。
(画像はクリックすると拡大します☟)
[ファンダメンタル分析]米景気リセッション入りか
10/1に米ISM製造景気指数がリーマンショック以来の悪い水準、また翌日のADP雇用者数も悪く、米景気のリセッション(後退)の懸念がされていた。
10/4の雇用統計でも同様に悪い結果であったなら、深刻な状態になっていたかもしれない。
結果は、非農業部門雇用者数は予想を下回ったが、失業率は約50年ぶりの低水準であったり、好悪入り混じった形となった。
考察まとめ
[サイクル理論]10/1にフィボナッチリトレースメント23.6%を一度タッチしている、もしかしたらこの時点で50週プライマリーサイクルのボトムを付けたかもしれない。もしそうであれば、これからしばらくは新50週プライマリーサイクルのスタートとして上昇していくだろう。そしてファンダメンタルの側面でも、米景気はリセッション(後退)をささやかれているので、ゴールドが上昇する動きもうなずける。
しかし個人の見解はこうだ。
そんな遠くない未来で、米景気がリセッションするとしても今すぐには始まらない。
むしろ雇用統計で50年ぶりの低水準だった失業率で労働市場は健全であることを示している。
短期的にはゴールドは下落し、フィボナッチリトレースメント23.6%を再度試すか、それを超えて38.2%付近まで下落するのではないかと考察する。
前者のゴールドが上昇するプランも意識しながら、売りをメインシナリオとしたい。