こんにちはbakuです(‘◇’)ゞ
を土台として、その他テクニカル分析、ファンダメンタル分析を取り込み様々な観点から今後のチャート考察をしていきます。
前回までの概要
前回考察した内容≪【ドル円考察(20200104)】[サイクル理論]プライマリーサイクルの上位サイクルがボトムをつけるか≫で長期サイクルは、ボトムを付けることを考察している。
[サイクル理論]
<長期サイクル>視点
〇プライマリーサイクルを包括する長期サイクルが2020年1月付近にボトムを付ける時期(オーブを除く)
〇長期サイクルのオーブは前後4カ月程度。
〇長期サイクルは弱気型。
<プライマリーサイクル>視点
〇2019/8/26にスタートした新プライマリーサイクルは『メジャーサイクル』『ハーフプライマリーサイクル』それらを混合した『コンビネーション』のどの形かに分割されるが現段階では明確ではない。
・『メジャーサイクル』であれば11/14に1位相のボトム、2位相のボトムは、2020/1/31、もしかしたらもう少し先に付ける可能性。
・『ハーフプライマリーサイクル』であれば2020/1/8にボトムを付けた可能性。
〇プライマリーサイクルは、2020/4月上旬にボトムを付ける予定。
・プライマリーサイクルの中間地点を過ぎてもなお高値を更新していることから、強気パターンである。
●前プライマリーサイクルのトップからボトムまでフィボナッチ・リトレースメントを引いた場合の反発ポイントは下のとおり。
・50.0%の108.4円付近(10/14に突破)
・61.8%の109.4円付近(10/30に到達せずに下落⇒(11/7に到達⇒11/29再度到達し更新)
・76.8%の110.5円付近
<メジャーサイクル>視点
〇2019/8/26から3位相で構成するメジャーサイクルがスタートと仮定した場合、1位相のボトムは2019/11/14(フィボナット比率23.6%反発)に付けた可能性。
〇2位相は、2020/1月下旬~2月上旬にボトムを付ける予定。
〇ボトムを付ければ、3位相のスタートとして急上昇することが予想。
<ハーフプライマリーサイクル>視点
〇2019/8/26からハーフプライマリーサイクルがスタートと仮定した場合、2020/1/8にボトムを付けたかもしれない。
●8/26プライマリーサイクルのボトムから12/2の高値までフィボナッチ・リトレースメントを引いた場合の反発ポイントは下のとおり。
・23.6%の108.4円付近(12/4に到達)
・38.2%の107.7円付近(2020/1/8に到達)
ファンダメンタル情報
現在、新型コロナウイルスの発生と拡大懸念により、市場は冷え切り、リスク回避となっている。
考察まとめ・見解
前回の考察では[サイクル理論]はプライマリーサイクルを包括する上位の長期サイクルが(オーブの発生を除くと)2020年1月付近にボトムを付けるとしている。
本記事作成時点(2/2)では、大幅に下落して108.35円付近、この時点での長期サイクルのボトムとしてはまだ弱いと判断。
なぜなら当該長期サイクルは、弱気型で104.6円付近からスタートしているサイクルであるため、それ以上の円高でボトムを付ける可能性が高いからだ。
ファンダメンタルの観点からも、新型コロナウイルスの拡大が市場を冷え込ませており、これが払拭されない限りはこのまま下落が継続する可能性が高い。
払拭には、ワクチンの特効薬が開発されるなど、縮小に向かう環境が整う必要があり、そうなれば市場は一気に回復すると予想される。
[サイクル理論]のメジャーサイクルがボトムを付ける時期でもあるため、近いうちにファンダメンタルが改善されれば、メジャーサイクルの3位相のスタートして急上昇するだろう。長期サイクルのオーブは4カ月程度で、5月下旬~6月中旬あたりまで許容範囲がある。それまでは支配性の影響で、長期サイクルより小さいサイクル期間は飲み込み、小さいサイクル期間は歪むことになる。
サイクルの視点からは、考察が困難となる期間が続きそうだ。
しかし個人的には、メジャーサイクルの3位相がスタートし、直近高値の110.30付近を超えて、プライマリーサイクルのトップを付けてから併せて長期サイクルボトムを付けることを望みたい。