債務整理パート2 返済停止

FX借金による債務整理その2<返済停止・様々な制限>

bakuです、FX借金による債務整理その1<弁護士の選択>でも触れましたが、

bakuが申請する『個人再生』とは一体どのようなものか少し書いていきます。

個人再生とは

個人再生はいくつかある倒産処理制度の一つです。

その他に法的処置を取らない『任意整理』、

借金が全額免除される『自己破産』があり

個人再生』はこれらの中間に位置したイメージです。

法的処置を取りながら借金を減額してもらう方法で、ハイブリット的な存在です。

借入減額と法的効力の大きさ・・・・  任意整理 < 個人再生 < 自己破産

 

さらに個人再生には小規模個人再生給与所得者等再生の2種類に分かれます。

簡単に比較してみましょう。

小規模個人再生 給与所得者等再生
個人事業主などが対象 サラリーマンなどが対象
給与所得者等再生より返済金額が少額 小規模個人再生より返済金額が多額
再生債権者の過半数の反対・異議があると再生計画の認可がされない 再生債権者の過半数の反対・異議があっても再生計画の認可を受けることが可能

「なんだサラリーマンは給与所得者等再生しか受けられず返済金額が多額になってしまうのかぁ・・・」と思った方、ご安心下さい(‘ω’)

サラリーマンでも小規模個人再生を受けることができます

むしろサラリーマンでも小規模個人再生の割合が圧倒的に多いのです。

では給与所得者等再生の存在とはなんなんだ?となりますが、

上図、比較表の一番下の『再生債権者の反対・異議によって個人再生の認可』が大きく異なる点です。

小規模個人再生の認可が受けられない恐れが大きい場合には給与所得者等再生を利用することになります。

 

さてここまで来たら

個人再生の一般的に言われているメリットとデメリットを簡単に説明します。

メリット👼 デメリット👿
債務が大幅に減額される(10分の1~5分の1) 数年間はブラックリスト入り、その間はローンが組めない
住宅や家の財産を残せる 住所氏名が、「官報」に掲載される
職業の制限がない 保証人がついている借金は保証人に返済が求められる

上記以外にも様々がものがありますが、ここでは割愛させていただいて、

この後の当ブログでbakuが実体験を通じて感じたこと思ったことを記事にしていきますので参考になれば幸いです。

 

 

 

参考として簡単ですがその他の倒産処理制度について↓

任意整理と個人再生を比較したメリット👼デメリット👿

メリット👼

・手続きが比較的簡単で早い
官報に掲載されない
保証人に請求が行かないケースもある

 

デメリット👿

・交渉がまとまらない場合もある
・個人再生ほどの減額は望めない

自己破産と個人再生を比較したメリット👼デメリット👿

メリット👼

・税金の除く借金すべて免責できる
・収入が無くても手続きが可能
・個人再生で対応できない5,000万円以上の借金でも可能

 

デメリット👿

・家や車などを含めほとんどの財産が残せない
・職業制限がある
・より期間と費用がかかる

個人再生前の借入返済停止

弁護士さんとの委任契約後、まもなく借金返済をストップしてもらいました。

「bakuはこれから個人再生を行うくらい逼迫してるので返済ストップさせてくださいー」と借入会社に申出するのです。

なんとも有り難いことです(^^ゞ

ただ実際は、借入会社から

返済督促通知が自宅に届いたり、

返済督促メールが送信されたり、

と申出後でもあったので内心ドキドキしてました(;・∀・)

その度に弁護士さんに

「何か来ました!!ど、どうしましょー」💦

とすぐに連絡していました。

弁護士さん曰く「申出をしてから借入会社の督促部門に伝達されるまでタイムラグが生じ、行き違いで債務者に連絡入ってしまう場合がある」とのことでした。

個人再生前の様々な制限

個人再生を行う前にいくつかの制限が発生しました。

従来の銀行口座への給与振込NG

弁護士さんから会社からの給与振込みは、従来の銀行口座以外に変更した方がよいとアドバイスされました。

理由としてbakuは、給与振込銀行と借入先の一つである金融機関が同一であるため、

給与振込された場合すぐに押さえられてしまう危険性があるということでした。

クレジットカードの利用停止

クレジットカードの提示

正確に言うと『利用できるけど使ってはダメ』ということです。

利用を続けていては、借金の額が確定せず、個人再生の手続きを進めることができないからだそうです。

 

クレカはカード会社が信用ある人間であるか審査をして、通過した者に対して発行するものです。

これから個人再生という法的処置が受けられれば、お金に対し世間からの信用を失ったということになります。

なので新規のクレカの発行は当面できません( ;∀;)

しかし無審査とするデビットカードの発行は可能だそうです。

後払い方式のクレカに対し、デビットはカードの利用と同時に預金口座から引き落とされる方式です。

預金額以上に使用できない事から、子供のお小遣い用にデビットを持たせることもあるそうです。

『bakuの信用度』 <= 『子供』 です(;・∀・)

ネット通販やコンビニ、スーパーなどでクレカの利用は日常化していたbaku。

それに慣れていたため、今さら現金払いの生活はできれば避けたい!!

無審査であるデビットカードを調べまくり、住信SBIネット銀行さんのデビットを発行することができました。

コンビニATMでも使え、引出し手数料や振込手数料も無料(条件で回数が変動)です。

発行時は他行と比べ良い条件でした。

さらにデビット発行と併せて同銀行の預金口座も開設【ネット銀行選び】し、給与振込口座も確保できました。

追記

依頼弁護士さんから

「借入会社から、返済督促連絡がくる場合があるので携帯(番号)も変えた方が良いでしょう」

とアドバイスがありました。

携帯の変更はこちら☞の記事【安SIM携帯へ変更

今回はここまで(ToT)/~~~

FX借金による債務整理その3<裁判所認可>

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サイクルトレーダーbaku

FXを始めた当初は、希望に満ち溢れていましたが、いざフタを開けてみると、全く勝てず、数年負け続け、一戸建てが買えるほどの金額を失ってしまいました。 欲望の赴くままではどうしても勝てないことを知り、自分の弱さの克服、客観的なものの見方を学び、立て直しすることが出来ました。 当ブログでは、自分が今まで歩んだ道を記し、自分なりの視点から相場情報発信しています。訪れた方の少しでもお役に立てれば幸いです。

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